入社した理由を教えて下さい。
19歳の時の話です。当時勤めていた会社が倒産し、私はコンビニに置いてあった求人情報誌でダイソーを知りました。 体を動かす仕事に就きたかった私にとって、「塗装」の二文字は非常に魅力的でした。直感的に「塗装をやってみたい!」という衝動が湧き上がって来ました。 そして、あれから早20年。今では塗装のスキルアップはもちろん、塗装以外の仕事も自信を持ってできるようになりました。おかげさまで、当時と比べれば格段に仕事の幅が広がり、人間的な成長も実感できています。
仕事内容を教えてください。
私の仕事は大きく二つあります。 一つ目は、塗装職人としての仕事です。 1級技能士の資格保持者として、一般住宅から官庁物件まで、どんなシーンでも資格の名に恥じることのない仕事を心がけています。 二つ目は、現場監督としての仕事です。 私は1級建築施工管理技士の資格保持者なので、規模の大きい現場も担当します。時には工期が1年近くにも渡る官庁物件もあったりします。 ちなみに、官庁物件で塗装が工程に含まれている場合は、私が現場監督を務めつつ、職人として塗装も担当しています。
どんなことにやりがいを感じますか?
塗装職人としてのやりがいは、やはりお客様に喜んでもらえることです。特に仕事ぶりを認めていただき、リピーターとして塗装職人に私をご指名いただける時などは、本当に大きなやりがいを覚えます。まさに仕事冥利に尽きるというものです。 一方で、現場監督としてのやりがいも大きいですね。 現場監督は現場の全てを熟知しています。ですから、日々の変化がわかるので、毎日やりがいが得られます。そして、そんな一日一日を積み重ね、すべての作業が完了した時です。足場が取れ、自分たちの仕事の全容が明らかになった時の感動といったら……言葉にならないほどですよ。
大変だったことはありますか? また、それをどう乗り越えましたか?
塗装の現場で大変なのは、やはり「暑さ寒さ」です。そして、この困難を乗り切る最も重要な心がけは一つです。我慢しない。これが一番大切です。というのも、我慢すると本当の意味で大変なことになるからです。 その一方で、個人的な経験をお話ししますと、初めて現場監督を任された時は大変でした。当時はPCもろくに扱えず、書類作成もままなりませんでしたから。何度も社長や会長に相談し、アドバイスをもらって、何とか乗り切ったものです。 当時は恨みましたよ。「どうして塗装職人の私が?」と。しかし、今となっては感謝の一言です。塗装の視野も広がりましたし、いいスキルアップにつながったので。
これからどうなっていきたいですか?
お客様からも会社のスタッフからも、「どんな案件だろうと、霜越なら大丈夫」と信頼される人間になりたいですね。 私たちダイソーのスタッフは、もちろん私も含め、いつ・どこであろうとも「ちゃんとした仕事」を徹底しています。工程ごとに写真を撮っていますから、常に自信を持って言い切れます。 もっと、私たちの仕事を見てほしい。 それが私の想いです。そして、そんな私たちの誠実さに共感してくれる若い人がいたなら、ぜひ一緒に働きましょう。 塗装は汚れる仕事ではありません。すぐに汚れなくなるスキルが身につきます。共に自分のキャリアをどんどん塗り替えていきましょう。
ある1日のスケジュール
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7:00現場
メールや書類などのチェックをします。
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7:30現場打ち合わせ
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8:00塗装
塗装職人として、塗装に従事します。
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10:00休憩
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10:30現場管理
現場監督として、各現場を巡回します。
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12:00昼食
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13:00塗装
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15:00休憩
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15:30塗装
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17:00書類作成
現場監督として、必要書類を作成します。
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19:00終業